(注)既に閉店しています
静岡市葵区のメイドールに行った時のことです。
メイドールはどんなお店だったかしら?
アミューズメント感あふれるお店だったね!
水瀬りおさんと出会ってメイドカフェ巡りが確立したといっても過言ではない思い出深いお店だよ!
1:お店の場所
JR静岡駅から歩いて約8分ほどのところにあります。
静岡駅北口を出たら地下道に降りてFの出口まで向かいます。
地上に出たらそのまま直進して150m程歩くと伝馬町通りに出ます。
信号を渡ってから右折して50mほど進むと左手にあるリベルテ平野に店舗がありました。
店舗は階段を上り2階です。
メイドールの看板がビルに出ているのと開店時には大きなクマの人形が椅子に腰かけているのが目印です。
伺う回数が増えるほどにクマ人形の状態がくたっとしていく様は営業期間の歴史をよく表していると思いました。
2:雰囲気
入り口は階段を上がり2階に向かうと、途中センサーチャイムが反応します。
登りきるまでにはメイドさんのお出迎えがあり、ドアを開けていただいて入店です。
店内はアニメ好きと思われる方々のグッズや雑誌がたくさん並んでいました。
アニメ関連でのコミュニティができるのではないかと思われる雰囲気です。
白を基調とした清潔感ある店内で、窓から自然光をよく取り込み殊更大変明るい店内になっていました。
白のテーブルと茶の椅子で統一され小洒落たカフェ感を演出しています。
確か記憶ではカウンター席はなく、テーブル席のみの展開だった気がします。
開店からしばらくして窓側にはゲームセンターによくあるプリクラが併設されました。
メニューの中にプリクラ撮影が取り込まれることになり、メイドカフェでも珍しいアイテムの導入でした。
来店が遠のいた後にプリクラは外されて、ライブに使われるステージに変更となったようです。
厨房は入り口から奥側にありカーテンで仕切られ、中では店長さんと思われる男性が管理者として常駐している感じでした。
当時はアキバのメイドカフェ全盛期でした。
秋葉原に行かなくても静岡でアキバ気分、というのがコンセプトにあった気がしました。
3:システム
セットメニューで営業していました。
男性は60分1500円、120分2500円と選べます。
女性は60分1000円、120分1800円と割引が適用されていました。
後期は確か値上がりして500円ほど上がった気がしましたが定かではありません。
60分ワンセットのメニューではセット内容は
「1回目のにゃんにゃんじゃんけん」から始まり
「1回目のメイドさんとトーク」
「メイドさんとゲーム」
「2回目のメイドさんとトーク」
「2回目のにゃんにゃんじゃんけん」で終わります。
ワンドリンクサービスになっており、ドリンクの代わりに「おでん缶」への変更が可能でした。
たしか一口目をメイドさんから食べさせてもらえるというサービスもありました。
メイドカフェ定番のオムライスにお絵かきのメニューもあり、ラインナップは豊富にあったと記憶しています。
にゃんにゃんじゃんけんは体を大きく使ったじゃんけんです。
ぐーは胸のあたりで両手を握って手の甲を胸につける仕草
チョキは人差し指と中指を立てて頬のあたりで指を外に出して猫のひげのようにする仕草
パーは手を開いて頭の上においてウサギの耳のような仕草をします。
アクションが大振りなので何を出すか大体わかってしまいますが、お互いわかっていてももう変えられないのも楽しみの一つですね。
ゲームはウノやトランプやオセロやジェンガ、当時流行っていたタケノコニョッキというゲームも選べました。
来店分とじゃんけん2回勝利分、ゲーム1回勝利分で最大4ポイントが来店ポイントとして加算されます。
20ポイントたまるとツーショット写真が撮れる特典があります。
長らくポイントカードでの運用をされていたのですが、2017年1月にポイントカード制は終了となったようです。
また週一イベント金曜日はコスプレデーでした。
他月一イベント第3土曜日はメイドール学園文化祭というものが開催されます。
初来店の方向けに店長さんが待ち合わせ場所までお出迎えしてくださるサービスもありましたが、途中で終了となりました。
4:メイドさんについて
メイドールを語る上で語り継がれる?私が出会った伝説の天使「りお」さんを語らないわけにはいきません。
メイドさんでの名前は「水瀬りお」さんです。
「りお」さんは初めて店舗へ伺って会った時はそれはそれは衝撃的でした。
私が心に響く萌え要素「メイド服が似合う」そして「セルメガネが似合う」方で、これ以上に萌えのある人は未だかつて出会ったことがありません。
「りお」さんは週刊誌ジャンプが好きで漫画の話をよくしてくださいました。
私はアニメも漫画もあまり知らないので、熱く語ってくれる「りお」さんの姿勢がまた熱心で、どれだけの思い入れがあるのかよくわかるひと時を過ごしました。
ポイントカード満了で受けられる特典ツーショット写真はもちろん「りお」さんと撮りました。
初代のメイド服とセルメガネのその姿は今見ても萌え指数は変わりません。
その後セルメガネの着用はやめてしまいましたが、それでも萌えの要素は全く失われることなく出で立ちそのものが萌えの塊でした。
次に多くお目にかかったのは「ゆり」さんでした。
「ゆり」さんはえも言われぬ美人で、プリクラが撮れる時期には私と「りお」さんと「ゆり」さんのスリーショットでプリクラを撮ったのを覚えています。
余談ですが静岡のFM局で某映画監督が出演される番組の給仕係で出演されるという抜擢ぶりで、随分と活躍されていたようでした。
常にメイドさんは10人以上所属していました。
営業時間の前半後半でシフトを組み平日はおおよそ2人ないしは3人での給仕体制です。
土曜日曜は利用したことがありませんが人数を増やし給仕していたようです。
また制服に関してはあまり制約がないのかメイド服の色、スカート丈などはバラバラでした。
当時の「りお」さん基準で見ると初期カラーが茶で後に黒、スカート丈はひざより長めという事しか記憶がありません。
5:感想
ふらっと静岡へ小旅行、という気分になった際にメイドカフェにも立ち寄ろうと思ったのがきっかけでした。
当時はこちらメイドールさんとインストールさん、スピナッチさんの3店舗がありました。
(後にジャパニーズモンスターズがメイド店舗へと業態変更し計4店舗)
メイドールからスピナッチを回り1日目を過ごしましたが、この時出会ったのが「りお」さんでした。ほかに「樹(いつき)」さんもいらっしゃいまして、普段男装キャラの方が珍しくメイド服を着ているというレアな日でもありました。
2日目もインストールからメイドールと連日伺い、幸運にもこの日も「りお」さんがいらっしゃいました。
「サキエル」さんもいらっしゃって、私の伺う昼の時間帯は多く会う方でもありました。
2日目で確信しましたが、メイドカフェ目当てではなくメイドさん個人に対して会いに行きたいと思いたくなる初めての方でした。
これがはやり言葉でいうところの「推し」ですね。
「りお」さんに会いに静岡に行けば、メイドール→静岡おでん→静岡おでん→メイドールと2回利用することが多かったです。
ちょうどローカルフードに目覚め、足を延ばした先で大変充実したプランが練られたものでした。
「りお」さんのメイドール卒業時も出向くことができずとても残念な結果に終わってしまいましたが、私の出会ったメイドさんの中で一番の思い出になる最高に素敵なメイドさんでした。
結果としてこのメイドールさんでの出来事は記録して残しておきたい、という気持ちから私のメイドカフェ備忘録サイト「くうるどっぐの部屋」が誕生しました。
来店した店舗のみ掲載するメイドカフェの備忘録サイト
2020年現在メイドールも残念ながら閉店してしまいましたが、運命めいた出会いの店舗でもあり感謝に堪えません。
メイドールと私が伺ったタイミングで勤めていてくださった「りお」さんに感謝を忘れず、「一期一会」を心に携え2020年に至る現在も変わらずメイドカフェ巡りを続けています。
6:まとめ
- プリクラがサービスメニューにあった
- 静岡で秋葉感覚のメイドカフェ楽しめた
- 水瀬りおさんとの出会いが奇跡過ぎた
プリクラ導入は衝撃的だったね!
7:萌指数(10段階)
※店舗の評価ではなく萌えを感じた指数です
萌×10 +extra(天使がいたメイドカフェ)
8:スタイルカテゴリ
≪メイド≫ヘビーエンタメスタイル
9:店舗情報
店名:maidoll(メイドール)【閉店】
住所:静岡市葵区伝馬町9-15リベルテ平野2-A