メイドカフェのあれこれ(雑記)

コンカフェ入ったらキャバクラだった話

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偶然見つけたお店とは?

 神奈川県のとある町にあった店舗のお話。

メイドカフェやコンセプトカフェという業態は繁華街があれば探すと一軒二軒と見つかることもあります。

散策するとそれは駅周辺繁華街の一角にありました。

ビルに掲げてある看板を見れば

「コンセプトカフェ●●」(2022年で閉店しています)

なるほどこの町にも新しくできたんだなぁと新発見。

店名を憶えていつかスケジュール合わせて来店してみようと、当日は散策していただけだったので店舗の所在地と外観の確認のみで終了しました。

来店の為に再度向かう

 数か月後再びその町に降り立ち予定をこなすとアイドルタイムにこの店舗へ伺う算段。

すっかり陽も落ち既に夕刻、冬の繁華街を歩けば照明ですぐさま目につく店舗の前へ到着しました。

目当ての店舗に開店と同時に伺うのは毎度の事、開店前から看板に灯りがつき店先には立て看板が既に並べられています。

コンカフェの看板って作るのにいくらかかるのかな?と店舗コンセプトの方向性に思いを馳せながら観察をしていると開店時間に。

初来店の店舗はとにかく事前の情報を知ってから伺いたい性分、無ければ訪問を避けていた自分も度胸が付いたのかほいほい来店するようになったもんだと、今まで機会を逃し入店できなかった自分を思い返しながら階段を上がっていきます。

当店はホームページもSNSも無く入ってみないと分からない店舗の為、久々にほんのりと緊張感を携え歩みは上へ上へと進んでいきます。

お店の先には?

 さあ店舗到着!

どんな風景が広がっているのか期待と緊張の入り混じる気持ちが昂ぶりつつ半歩足を踏み入れると…

ボーイさんが開口一番

当店はキャバクラでございますが、よろしいでしょうか?

私「?」

あれ?コンセプトカフェと書いてあったけど…

コンカフェに入ったつもりがそこはキャバクラだった。

実はこちらの店舗

コンセプトカフェ「●●」というコンカフェの店名ではなく

「コンセプトカフェ●●」という店名のキャバクラというのが正解のよう。

このコンセプトカフェというのは業態を表しているのではなく店名の中に内包されていたのね、という種明かしを声掛けされてから5秒押し黙って理解しました。

それにしてもなぜコンセプトカフェと書いてあるかなどその場でボーイに問いただしたい気持ちでしたが、入店するつもりで来たのだから半歩踏み入れてしまった足を戻すわけにもいかない。

踏み込んだ以上経験するしかないね、と自分に言い聞かせ入店することにしました。

しかしコンカフェもキラキラした店舗も増えキャバクラとどう違いがあるか体感できるのであればそれはそれで良い体験になると+思考へ働かせて自分の背中を後押しします。

店内はどうなっている?

 案内してもらいカウンターへ進むと店内はライトアップされとても煌びやか、インテリアはコンカフェというサブカル感は無くお洒落なキャバクラといった感じで、別段アニメやアニソンが流れるという事もなく佇まいとしては過去に経験したことのあるそれです。

ボーイさんが来店をアナウンスするとキャストが席に着く準備を始めます。

いらっしゃったキャストは私の隣につくとご挨拶の後しばしの歓談。

服装はサブカル感を醸すコンセプトを持っているわけではなく、皆さんのイメージするキャバクラドレスといった感じ。

ガールズバーと違いを感じるのはキャストが席の横につくあたりで、これこそ久しぶりに感じるキャバクラの空気、そうそうグラスの汗を適宜拭いているのもらしいなぁと思ったり。

60分の滞在中はお二人のキャストが交代で対応してくださり、お話の内容はアニメが好きな方とコンカフェが好きな方の話題でもちきりとなり、キャストのトーク内容にフォーカスすればこの辺りはコンカフェ感がありました。

そのような点では店名にコンセプトカフェを内包しているのかと思えば合点が3割ほどいくものです。

聞けば看板を見て私の様に認識違いをしてしまう来客は多いらしく、その為入店時にボーイさんが私と同じ対応をしたようにキャバクラであることの念を押しているのだとか。

このような参考になる話題をご提供して頂き今回の収穫として退店の運びとなりました。

お店を後にしての感想

 営業形態に違いは有れど、お酒を介して盛り上がる系のコンカフェと今回利用したキャバクラでは過ごし方にそう大差を感じる事はありませんでした。

もしかしたら私についたキャストがどちらの方も話題がアニメ系や巷のコンカフェの話題など偏ったジャンルであったからという偶然もあるかもしれませんが。

業態的に明らかに違うのはキャストが横にいるかカウンター越しかの点で、これに関してはパーソナルスペースが広い方には大きな判断材料となりそうです。

昨今ではキャバクラというと苦手意識を感じてしまう若年層も多く利用者が減っていると話題になっていますが、ガールズバーに近いキラキラ系コンカフェに慣れている方ならばキャストがどこに居ようとも利用に難も無いかと思いました。

おわりに

今回の珍事の発端は店舗に随時発信するSNSが無かった点、HPも無く店舗の詳細を調べるにソースが不十分であったことが要因です。

しかしながら急遽考え付いた調査の比較対象となるキラキラ系のメイドカフェ、コンカフェが想像した以上にキャバクラの雰囲気に近しいものだと認識に至ることができ良い体験となりました。

改めて思うのは自店のHPやSNSで業態やコンセプトを発信してくれるとアンマッチによる機会ロスが減り利用する方も理解の上トラブルなく来店できるのになぁ、と感じた私の実体験でした。


 

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