Contents
①メイドカフェって何だろう?
メイドカフェの一般的なイメージだね!
お帰りなさいませ!ご主人様、お嬢様!
だったり
行ってらっしゃいませ!ご主人様、お嬢様!
などの挨拶や
おいしくな~れ♪萌え萌えキュン♡
のドリンクへの魔法をかけたり
オムライスにお絵かきしちゃいます♡
などの一般的な喫茶店にはないサービス。
これら普段では聞かない言葉やメニューの接客に特別な気分を味わえる、というのがメイドカフェの特徴かと思います。
このような一般的な喫茶店では体験できない非日常感を醸すツールとして、メイドカフェというものは適していたのかもしれませんね。
メイドカフェは喫茶店を超えたアミューズメント施設という感じだね!
②メイドカフェはどこにある?
メイドカフェは秋葉原で誕生して主に秋葉原に多くの店舗があります。
多数店舗がある地域を挙げてみます。
秋葉原…JR秋葉原駅と東京メトロ銀座線末広町駅のあいだに集中。
東京都内…新宿、中野や池袋に多くあります。
神奈川…主に横浜、藤沢など東海道沿線に数店舗あります。
愛知…JR名古屋駅西口周辺と、錦、大須周辺に集中しています。
大阪…日本橋のオタロード周辺が大変多く、心斎橋周辺にもあります。
福岡…博多天神の周辺に集中している他、小倉などにもあります。
北海道…すすきの周辺と狸小路沿いに集中しています。
宮城…仙台駅周辺から国分町にあります。
広島…広島市内広電胡町駅から八丁堀駅付近にあります。
他県では県に1店舗程度の場所(長野、新潟など)から、大きな繁華街に数店舗点在する地域もあります(石川、静岡など)。
大きな街には探せばあるぐらい店舗が増えました。
特に多いのは東京都、大阪府、愛知県で数十店舗以上の規模で集中していて、コンカフェを含めると100店舗を超える地域もあります。
この三大都市ですと、様々なジャンルのメイド関連の店舗、コンカフェを選ぶことができそうです。
海外にも日本発のメイドカフェが展開している国(タイ)もあります。
また日本の資本ではなくタイや台湾などのアジア圏、ヨーロッパ、アメリカなどで展開している国々もあるようです。
メイドカフェも全国区になったね!
③メイドカフェの利用料金は?
メイドカフェは飲食するだけでなく、楽しむためのエンタメ要素が盛りだくさんです。
食事する以外にも発生する料金を知っておく必要があります。
チャージ・入店料
チャージ料金は500円~1000円と覚えておこう!
メイドカフェは喫茶店というスタンスですが、入店する際に発生する料金がある場合が多いので注意しましょう。
入店料…お店に入る際に必ず必要な料金、チャージ料金とも言いますね。
このチャージ料金は
時間あたりの利用料金
「タイムチャージ」と
一席あたりの利用料金
「テーブルチャージ」
のどちらかに分かれます。
「タイムチャージ」は
時間を過ごした分だけ課金されるシステム。
「テーブルチャージ」は
一度の来店に一度だけ課金されるシステム。
タイムチャージのお店が多いわね!
チャージ料金はタイムチャージ、テーブルチャージ共に500円から1000円の店舗が多く、前者の場合はメイドさんによる声掛けで利用時間をお知らせしてくれるお店もあれば、自己管理となっている場合があるので注意しましょう。
もちろんチャージ料金を設定していないお店では飲食のみの料金で利用することができますが、おおよそ60分程度の利用を提示しているケースが多いので良識の範囲で過ごしましょう。
メニューが飲み放題のみのお店の場合、入店料がそのまま飲み放題の料金に含まれている場合があり、入店料金が不明な時はお店のシステムを確認したり、メイドさんに聞いてみましょう。
ドリンクメニュー
ソフトドリンクなら500円~800円ぐらいが多いね!
一般的な喫茶店よりも多少高い傾向があるので、一般的にある高価格帯の喫茶店の様な認識で来店するとよいかもしれません。
ソフトドリンクならば一杯500円程度からのお店が多く、高い店舗では800円ぐらいです。
高級な紅茶やコーヒーを取り扱う店舗では一杯1000円ほどのメニューもありますので、事前にHPなどでこだわりあるメニューがあれば頼んでみるのもよいでしょう。
もちろんアルコールの場合は価格が上がる為ビール一杯600円から800円、中には一律1000円での提供など店舗によってばらつきは多いですね。
メイドカフェにはオリジナルドリンクとして、「オリカク」と呼ばれるメイドさんお手製のオリジナルカクテルもあります。
料金はメイドさんのエンタメ要素が高いため、価格は800円~1200円ほどを見ておくとよいでしょう。
また価格を少々あげてチェキ、ブロマイドとセットという組み合わせのパターンもある為、推しのメイドさんのチェキが欲しい際に「オリカク」を注文する、という場面もあるようです。
チャージ無しドリンク代だけで利用できるお店なら1000円以下で過ごすこともできるわね!
フードメニュー
名物のオムライスは1000円~と覚えておこう!
メイドカフェの名物と言えばお絵かきオムライス。
こちらはメイドさんがオムライスにお絵描きというサービス付きで、金額はおおよそ1000円から1500円ぐらいを見たほうが良いでしょう。
オムライスとドリンクセットならばセットメニューでお得な設定があるお店も多いので、食事だけであれば予算は2000円前後を見ておくとよいでしょう。
他にもパフェやケーキなどのスイーツも800円から1000円程度、お酒を提供されるお店ならスナック類などが500円前後から注文できる場合が多いので、メニューによく目を通してみましょう。
アミューズメントメニュー
チェキは700円~、ライブは2000円~と思っておけば分かりやすいかも?
また飲食の他にもいろいろメニューがあり、代表的なアミューズメントメニューですとメイドさんとのチェキのサービスがあります。
メイドさん個人を撮影したり一緒に写ったり、複数のメイドさんと写ることも可能な店舗もあります。
料金は700円~が相場かと思いますが、1000円ほどの店舗もあり、色々な機能が付いたチェキの機材と、メイドさんの映る人数によっても価格は変動します。
他にも有料でメイドさんと一緒にゲームをしたり、カラオケがある店舗は自身が歌うこともできたりと、意外といろいろな機材がそろっていることもあります。
カラオケは入店料に含まれ歌い放題の店舗があったり、一曲ずつの加算料金など店舗によってシステムが違いますのでメニューを確認しましょう。
またメイドさんにカラオケをリクエストできる店舗もありますが、この際はほとんどの場合有料となりますので歌ってほしい、と思ったときは必ず料金を確認しましょう。
ステージを構えた店舗はメイドさんがライブを行う事もあり、無料で定期的に開催する場合や、有料で客側のリクエストによって披露することもあります。
大抵の店舗では料金が発生して、おおよそ1500円から3000円の間が多いようです。
単品でライブをオーダーすることができる店舗や、ワンドリンク付きのライブセット、ドリンクやフードなどとセットでのみオーダーができるシステムだったりと、店舗によりばらつきがあるのも特徴かと思います。
また初めて来店した方の特典として、初回のみ利用できるお得なセットメニューや、常連でも注文できるお得なメニューもある店舗があります。
予算は大体2000円台から3000円ほどでドリンク、チャージ料金に加え、フードやチェキ、ライブなど様々な組み合わせで揃えてある場合がありますので、来店した際はメイドさんによるシステムのお話を聞いた後にメニューについてしっかり確認するとよいでしょう。
お得なセットメニューもチェックしてね!
ポイントカード
基本無料発行、料金があるお店はは300円~500円が多いね!
店舗オリジナルのポイントカードの発行において、発行料が発生することがあるので、事前にチェックすることが大事です。
また来てほしい、という願いを込めて発行しているもので
無料で発行する店舗がほとんど
ですが、一部の店舗では来店時のシステムとして有料のポイントカード作成が決まっている店舗があったり、有料のポイントカードを作るかどうか客側に判断をゆだねる店舗もあります。
キャスドリ
一杯500円から1000円と覚えておこう!
近年のメイドカフェでは、メイドさんと「お話しする」ことに比重を置く業態が増えています。
長くお話しするためのツールとして
「キャスドリ」
「メイドさんへのご褒美ドリンク」
「乾杯ドリンク」
などの名称で、メイドさんにドリンクを差し上げるメニューがあります。
一杯500円から1000円程度が多く、乾杯するドリンクの指定は無くメイドさんにお任せの傾向にありますが、中にはメイドさんオリジナルカクテルなどで少々高価なキャスドリメニューもあり、チェキなどのノベルティがついてくるサービスも有ります。
更にシャンパンなどの高級なお酒を注文することでお店全体で盛り上げることもできたり、流行りのリキュール「クライナー」を用いてメイドさんと盛り上がることができます。
メイドさんとたくさんお話ししたいという方や、とにかく盛り上げて楽しみたい、という方には有用なツールかと思いますので、利用する際は予算をある程度上げておくとよいでしょう。
予算のまとめ
- チャージは500円から1000円が相場
- ドリンクは500円からが目安
- フードはお食事メニューで1000円からが目安
- アミューズメントメニューは700円ぐらいからが目安
- ポイントカードは無料作成のお店がほとんど
- キャスドリは500円からが目安
メイドカフェに行くなら予算は2000円から3000円を見ておくといいね!
④ワンドリンクオーダー制と飲み放題制
メイドカフェには営業システムとして大きく2つあり
「ワンドリンクオーダー制」
「飲み放題制」
に分かれます。
どちらのシステムも選べるようにしてあるお店もあるわよ!
かつてはワンドリンクオーダー制を「アキバ式」、飲み放題制を「池袋式」などと呼ぶ時代もありました。
喫茶店の流れを持つ秋葉原ではワンドリンクオーダーでの注文が多かったことに対して、池袋ではキャバクラやガールズバーの影響か、飲み放題制で運営される店舗が多かったことから、このように呼称されていたようでした。
ワンドリンクオーダー制
チャージの有無にかかわらず、入店時に必ず何かしらの注文をする必要があるシステム。
一般的な喫茶店がそうであるように、入店してドリンクやフードを注文するシステムです。
例えば
60分ワンドリンクオーダー制の場合は、60分おきに追加の注文をする必要があります。
ご主人様お時間60分すぎますので次のご注文なさいますか?
次の注文しようかな?それとも今日は帰ろうかな?
ここで先程のチャプターで述べました「チャージ」との関連性が出てきます。
タイムチャージのお店の場合は60分を過ぎると再度チャージが発生します。
例(2時間利用した場合:タイムチャージ60分500円)
入店時60分タイムチャージ¥500+ドリンク500円=¥1000
延長時再度タイムチャージ¥500+ドリンク¥500=¥1000
つまり2時間滞在すると¥2000必要となります。
チャージ代がその都度発生することに注意しよう!
テーブルチャージの場合はすでに入店時に含まれていますので、ドリンクやフードの料金だけが加算されます。
例(2時間利用した場合:テーブルチャージ500円)
入店時テーブルチャージ¥500+ドリンク¥500=¥1000
延長時テーブルチャージ¥0+ドリンク¥500=¥500
こちらの場合では¥1500必要となります。
店舗によって時間配分や注文する金額の指定があったりとばらつきがありますので、わからない場合はメイドさんにシステムを聞いてみましょう。
飲み放題制
時間を設け、その間はドリンクを飲み放題にして会計が明朗になっているシステム。
料金がどの時間帯も一律な店舗や、入店時間によって料金が変わる店舗もあります。
キャバクラとかガールズバーと同じシステムだ!
飲み放題の際に注文できるメニューが決まっていることがあるので、どこまでが可能かをしっかりと把握しましょう。
お店によっては飲み放題にプランを設けて、ビール込みや高級なお酒も可にするなど多段階な設定をする場合もあります。
例(飲み放題制:30分)
Aコース:¥1000サワー、ハイボール飲み放題
Bコース:¥1500上記に加えて生ビール飲み放題
Cコース:¥2000上記に加えちょっと高いウィスキー飲み放題
生ビールが入っていると喜ばれるわね!
段階制ではないお店の場合は、一杯プラスいくらで加算する場合もあり、会計時に飲み放題の金額に上乗せされるようになります。
例(飲み放題制:30分)
¥1000サワーハイボール飲み放題
ビールは一杯毎に+200円、高価なお酒は+α
お酒の品ぞろえで好きに選べるのがいいわね!
どちらかだけで運営する店舗もありますが、どちらも採用して客側で選択できるシステムで営業している店舗もありますので、HPで事前に確認するとよいでしょう。
時間管理・自動延長
2つのシステムに共通する点としては、時間経過をお知らせするかの有無もあらかじめ知っておく必要があります。
ワンドリンクオーダーでタイムチャージを設けている店舗は時間ごとのお知らせをメイドさんが行ってくれる傾向にあります。
飲み放題制で営業している店舗では自己管理制を設け、メイドさんの負担を減らしている場合が多い傾向にあります。
その場合は滞在時間によってタイムチャージが加算されていきますから、時間の管理はしっかりと自身で行いましょう。
楽しくて長居していたらすごい金額になっちゃった…お財布にお金が…
飲み放題制でもキッチンタイマーでしっかり管理してくれるお店もあるわよ!
次のページからお店選びを解説していくよ!